HENNA Q & A 施術編

1.プレシャンプー


1.必要か? 洗ってから来たという方にも、汚れやトリートメント剤、整髪料等をしっかり落とす意味でも、サロンでプレシャンプーを行なうよう勧めています。
2.プレシャンプーをする場合としない場合の効果の違いは? トリートメント剤や整髪料が付着していると色ムラ等の発色不良を起こす原因になります。
3.シャンプーする場合、軽めにするのか、通常通りか? 汚れや整髪料使用未使用等の状態によりますが、しっかり行なうよう勧めています。
4.リンスorトリートメント処置の必要は? 必要ありません。

2.シャンプー後のドライ


1.完全に乾かすのか? 完全に乾いているとブロッキングや塗布が困難になりますので、タオルドライの方が良いです。

3.ヘナの使用量


1.ショート60g、セミロング100g、ロング150gは必要か? 髪の量、塗りの得手不得手、慣れなどの個人差がありますので、あくまでも目安にしてください。
2.量による染まり具合の違いは? 塗り方には得手不得手などの個人差が生じます。慣れた方なら少ない量で上手に塗る事も可能ですが、慣れていない場合に少ない量で塗布すると、色ムラになるケースがございます。少ない量で使用するより、たっぷりと使用する方が良い結果が得られます。
3.混ぜる水の量は、パウダー量の3倍と聞くが? パウダーの種類や収穫時期によっても水の吸収量が異なります。例えば、ナチュラル系ヘナを単独で使用した場合、3倍の水量ではまだ硬く、プラスαの水量が必要でしょう。逆にブラウン系ヘナを単独で使用すると3倍の水量では柔らかくなり過ぎてしまいます。ブラウン系ヘナとナチュラル系ヘナを調合して使用するケースが多いと思いますので、一概に何gに対して何ccの水量が必要との、はっきりした数値を出す事が難しい為、感覚で覚えて頂くようお願いしております。 あくまでも水量は目安にしてください。重要なのは混ぜた時の粘度で、マヨネーズくらいの硬さになるように水量を調整してください。程度にもよりますが、水を多く含み過ぎるとブラウン系ヘナであれば赤味が出る等、発色不良を起こす原因になります。
4.使用する水は? 使用する水についてはサロン各店考え方が違います。当社では水分子の小さい水、ミネラルウォーターなどの良質な水を使用するよう勧めております。水道水であれば一度沸騰させたものを使用してください。またミネラルウォーターなら軟質のものをお勧めしております。
5.水とお湯での違いは? 最終的に加温するのであればさほど違いは無いようですが水よりはお湯(40~50度程度)を勧めております。
6.コーヒー、紅茶で溶くと良いのですか? コーヒー、紅茶にはタンニンが含まれており、その作用により色に深みが出ます。100%天然ヘナ(オレンジ色)の場合、若干濃くなります。ケミカルが含まれたヘナの場合、違いは出ません。
7.水以外のものを混ぜる必要は?その効果は? 基本的には水だけで使用してください。出来るだけ天然の良さを活かして頂きたいので、余計な添加物を加えないよう勧めております。 しかし、へナ特有のキシミが気になる、アルカリカラーからの移行によるキシミ、ダメージヘアによるオイル分の不足など、キシミが強く出るケースの場合には、スクワランオイル、ホホバオイル等の天然系オイルを使用することを勧めております。キシミ防止、艶出しに効果的なスクワランオイル等は天然素材の為、ヘナとの相性も抜群に良く、キシミも和らぎ、より艶やかな良い仕上がりになります。スクワランオイルの使用は勧めておりますが、混ぜる必要性は最終的にサロン各店の判断によります。

4.塗布


1.コーミングはしない方が良いの?指で揉み込んだり、押し込んだりしないのか? 塗布後のコーミングは困難でしょう。 自分で塗布する場合はハケを使用することは難しいので、指で揉み込んだりしますが、サロンにて施術する場合においては髪を薄く取り裏表丁寧に塗布し、ラップで押さえつけるようにします。
2.リタッチの場合の塗布は? 下記参照。
3.重ねる事で色は濃くなるのか? 濃くなります。

①新生毛(白髪)+②既染毛(オレンジ)
①の新生毛にキング(オレンジ)を先に塗り②の既染毛にはニュートラル(無色=トリートメント効果のみ)

③新生毛(白髪)+④既染毛(ブラウン)
③の新生毛にブラウンを先に塗り④の既染毛にはニュートラル。新生毛(先)と既染毛(後)とを塗り分ける事で毛先が重なり濃くなる事を防ぎます。

5.加湿


1.ラップとキャップどちらがよいのか? 押さえつけが効く分ラップをお勧めしておりますが、毛先の色が濃くなる事を防ぐにはラップよりヘアーキャップの方が良いようです。
2.タイムはもっと短縮できないか? 20分は最低でも必要です。
3.クーリングの方法は? ・ラップをはずし5~10分ほど自然放置する。
・コーミング(クシで毛を立てる感じ)
・ドライヤーで風を送る等も良い。
4.クーリングタイム5分と10分の違いはどの程度か? 程度には個人差がございますが、余裕があれば長めに時間を置く事をお勧めします。

6.アフターシャンプー


1.必ずシャンプーは必要か? 髪に残ったヘナを少しでも取り除く為にシャンプーは必要です。流した直後は髪の油分が無くなる為、弱酸性シャンプーがお勧めです。
2.乳化はしないのか? ラップをしているので水分がある。
3.洗い方(力かげん等) 特に根元、毛穴に入ったヘナを濯ぎの時点でしっかりと洗い流してください。その後、丁寧にシャンプーを行なってください。トリートメントも行なってください。

7.アフターケア


1.色落ちの度合い 髪質によって異なりますが、施術後3~4日ほど色落ちがあります。衣類などに着いてしまった場合は早めに洗ってください。又、髪が濡れたまま寝ると枕に色が着く事がありますのでタオルを一枚敷くよう、お客様にお伝えください。
2.色持ちはどれくらいか? 髪質及び色により違いがありますが1~2ヶ月 ナチュラル系は約2ヶ月 ブラウン系は約1ヶ月(明るい色ほど早い)

8.その他


1.パーマと一緒にできるか?(同日) パーマ先、ヘナは後で出来ます。
2.パーマによる色落ちは? ヘナ施術直後でなければ殆どなし。
3.後日パーマやカラーを行なう時の影響は? ヘナを何度も続けると健康毛になり、髪質によってはパーマがかかりにくい場合があります。ヘナからカラーのチェンジはすぐには無理です。褪色が始まるのを待ってからになります。
4.既染色部分のカラーチェンジは可能か?
A          B
明    ⇒    暗
黄    ⇒    赤
AからBは可能ですが、BからAの場合は無理です。ヘナにはブリーチ効果はありません。ナチュラル(オレンジ)を黒髪に施術する事で多少オレンジが乗る分明るくは見えます。。
5.パッチテストの時間は? 48時間です。パッチテストは必ず行なってください。
6.頭皮の回復、育毛促進はなぜ? ヘナが汚れや老廃物を取り除くため。
7.カブレに対する処置 自分で処置せず必ず皮膚科に診てもらってください。
8.価格の設定基準 天然であり、付加価値あるメニューとして普及して来ましたので、ヘアダイの2割増しの価格設定が目安になりますが、立地条件、競合状況により設定基準が異なるのが現状です。

HENNA Q & A (導入編)

どのような方に勧めれば良いですか?


髪が傷んでいる方に タンパク質が抜け、髪に隙間ができている損傷毛にヘナが入り込み、吸着する事で潤いやツヤ、しなやかさを与えます。
頭皮のケアに(脱毛予防・育毛促進) 毛根の汚れを取り、頭皮の脂のバランスを整えるなど、脱毛効果、育毛効果があります。
クセ毛の方に 表面をコーティングする事で、重みと保湿性が加わり広がりがなくなり、落ち着きをもたせます。
ネコ毛の方に ハリ、コシ、ツヤを与え、ボリュームが出てセットがしやすく長持ちします。
自然派志向の方に キューティクルを開くアンモニアなどのアルカリ剤不使用のため刺激臭もなく、また過酸化水素不使用のため水分を失わず髪のぱさつきもありません。

ナチュラルへナの染色メカニズム?


植物と水だけで、なぜ染まるの? ヘナの葉にはLOWSONE(ローソン=元素記号C10H6O3)という植物色素が含まれ、酸性溶液中で髪の主成分であるケラチン(タンパク質)に絡みつく性質があり髪が染まります。白髪はオレンジ、黒髪は元の色よりほのかに明るくなります。
なぜ毎回同じ色が出ないの? ヘナは天然素材のため、お茶やワインと同じで、その年の気候条件や収穫時期によって色の出方が変わるためです。また、お客様ひとり一人の髪質によっても色の出方は変わります。

ヘナは、かぶれないの?


天然植物100%のヘナ(化粧品)
キング、レッド、ナチュラル、ユーロ、ニュートラル、インディゴブルー、 ナチュラルブラウン、 ナチュラルライトブラウン
天然植物100%=安全(かぶれない)ではありません。植物が故に合わない方もおられます。万人に効く薬が無いのと同じように、絶対にかぶれないモノではありませんので、必ずパッチテストを行ってください。トラブルを回避する上でも事前のカウンセリング(以前ヘアダイ等でかぶれた事があるか等)を行なう事はとても重要です。
ケミカルを含むヘナ(雑貨品)
ブラック、ダークブラウン、ブラウン、ライトブラウン
微量のケミカルを配合していますので、アレルギー性、ヘアダイでかぶれ易い方への使用は避けてください。ヘナを求めるお客様は、髪を傷めたくない、あるいはヘアカラー等で以前かぶれた経験がある等、お肌のデリケートな方がヘナを希望するケースが多くなります。ヘアカラー等と比較した場合、ヘナはアルカリ剤や過酸化水素を使用しないので、髪のダメージは殆どありませんが、かぶれ等のスキントラブルという点に於いては、ヘナだから大丈夫という事はありません。


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