
ヘナ施術マニュアル1. カウンセリング毛髪、頭皮の状態を確認します。ナチュラル系、インディゴ系、ブラウン系に関わらず、必ずパッチテストを行って下さい。特に、ブラウン系ヘナは100%植物ではありませんので、植物アレルギー性又はヘアダイでカブレ易い方への使用は避けて下さい。 2. 準 備計り(デジタル)・パウダーを溶く容器(ボールなど)・お水(お湯)・ヘナパウダーをかき混ぜるもの(泡だて器など)・ハケ・髪を包む物(ラップなど)・フェイスラインの着色防止(スクワランオイルなど)・ケープ・タオル・手袋をご用意下さい。 3. 調 合色味も毛髪量に合わせて使用するヘナパウダーの分量を計り、その分量に対して2~3倍量のお水を加えて調合します。この時使用するお水は、水分子の小さいお水、ミネラル水等の「良水なお水」が最適です。またお水よりも作業効果を考えますと、お湯(40~50度C程度)をご使用されることをお勧めします。なお、調合は空気を取り込みながら良く混ぜ、マヨネーズの硬さのペースト状にするのが重要です。※更にスクワランオイル(5~10cc)をペーストに加えるとヘナのキシミを抑え、髪の状態がより艶やかになります。
*ヘナ使用量は髪の量により異なります。また、水分量は収穫期により異なりますので、分量はあくまでも目安です。水(お湯)を混ぜながらマヨネーズの硬さに調節してください。 *ブラウン系ヘナの加温、放置は必須事項ではありません。髪が太く硬い方は加温を勧めておりますが、髪が細く柔らかい方は自然放置(加温しない)でも色が入ります。また敏感肌の方も自然放置がよいでしょう。
*上記調合例は目安であり、髪質により色の出方が異なります。 4. プレシャンプー頭髪、頭皮の残留化粧品をよく洗い流し、タオルドライで60~70%程乾かします。 5. 塗 布ゴム手袋をし、ハケでヘナを頭皮からたっぷりと置くように塗布していきます。髪全体にいきわたるようにスライス(5mm~10mm幅)しながら裏表満遍なく丁寧に塗布していきます。 *極度な乾燥肌の方は頭皮に色が付き、落ちにくいことがあります。その様な方は、生え際などの目立つところに、事前にスクワランオイル等(天然系オイル)を塗っておくと色着きの予防になります。 6. 加温、放置塗布終了後、乾かないようにラップで髪をきっちりと包み込みます。コットンまたはティッシュなどでフェイスラインを囲うようにおさえ、タレを防ぎます。不快感のない温度で約20分程加温します。(自然放置でも色は入ります。またナチュラル系、ブラウン系を単品で使用の場合は30分以上加温してください。)着色のチェックをし良ければ、ラップを取り去りクーリング(自然放置)を5~10分程します。着色が進みカラーが定着します。 *チェック時に色の入りがあまいようであれば、再度ラップし、更に5~10分加温します。 7. アフターシャンプー色落ちがなくなるまで時間をかけ、しっかりと洗い流してからシャンプーします。洗髪後、ヘナ特有のキシミ感が殆どの方に出ます。これは髪にしっかりヘナが着いている証拠です。ブローすることにより、髪はサラサラになりツヤが良くなったことが確認できます。 8. 仕上がり髪質により、トリートメント効果、発色、染まり具合などが異なるため、施術完了後は、次回の参考としてカルテに結果を記入しておくと良いでしょう。 【参考】
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